ポーランド:警察科学捜査研究所

by | 2025年03月8日 | ICHIMAI World

ポーランドの首都ワルシャワの警察科学捜査研究所で薬物サンプルの検査が行われている様子。様々な違法薬物は世界各地で問題となっているが、中央ヨーロッパのポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアでは、化学物質から作られる合成カンナビノイドが特に普及している。この麻薬は鎮静効果を生み出す 、いわゆる「ダウナー」ドラッグである。

合成カンナビノイドといっても、その化学構成のバリエーションには多くのものが見られる。それぞれのバリエーションは類似の効果をもたらすが、構成を少しずつ変えることで、薬事法を逃れることができる側面があった。近年、各国での規制が厳しくなっており、その取り締まりには警察科学捜査研究所が重要な役割を担っている。

 

中央ヨーロッパでの麻薬問題についてもっと知る→「静かなエピデミック:中央ヨーロッパの合成ドラッグ

薬物関連の報道についてもっと知る→「世界の薬物と国際報道

 

(写真:Fotokon / Shutterstock.com)

0 Comments

Submit a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *