青い壁とチョコレートのような扉が印象的な、こじんまりとした建物。屋根についた十字架を見ればわかる通り、この建物はキリスト教の教会だ。
この教会が位置するのは、大西洋に浮かぶ群島国家のカーボベルデの首都・プライアである。かつて無人島であったカーボベルデは、15世紀からポルトガル領となり、奴隷を含む貿易の中継地点となっていた。そうした歴史的経緯のため、カーボベルデでは人口の7割がカトリック教徒である。
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(写真:rey perezoso / Flickr [CC BY-SA 2.0])
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