ここはマレーシアの首都、クアラルンプールのゴンバック川とクラン川が合流する地点だ。クアラルンプールとはマレー語で「泥の合流地点」を意味する。ここには2つの説があり、1つは2つの川が合流する地点であることに由来するという説、もう1つはこの地域のかつて主要産業であった錫の採掘の際に、川が泥のように濁ったためにスンガイルンプール(泥の川)と呼ばれていたことに由来するというものだ。いずれにせよ泥がこの街を表す言葉であったようだ。
現在クアラルンプールは東南アジア有数の都市として発展している。しかし、この大都市を有するマレーシアの発展には光と影が混在している。
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(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])
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