これはモロッコのフェズ郊外にあるメリニデスの墓だ。メリニデス家は13世紀から15世紀にかけてこの地域を支配していた王朝であり、この墓もメリニデス家の墓であると考えられている。しかし、誰がここに眠っているのかは判明していない。メリニデス家の没落後は風化が進み、現在は廃墟のようになっている。そのため歴史的な遺産としてはあまり有名ではないが、フェズ旧市街を一望できる場所として知られており、多くの人を惹きつけている。
ここからの見晴らしは素晴らしいが、その途中には足場が良くないところもあるため、訪れる際には歩きやすい靴をお勧めする。
モロッコと西サハラについてもっと知る→「アフリカ最大の植民地:西サハラ」
(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])
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