進入禁止標識の上から「ガザ」という文字が書かれている。これはイタリアのミラノに立っている標識の1つだ。
2023年10月以降激化したイスラエル・パレスチナ紛争の中で、イスラエルによる激しい攻撃を受けているガザ地区ではこれまでに45,000人を超える人々が命を落としている。しかしイスラエルへの支持を表明しているヨーロッパ諸国では、パレスチナを支持するデモ活動が政府により制限、あるいは禁止されている。
車両は進入禁止標識があるところから先に進んではいけない。この標識は静かに、進んではいけない方向を「運転手」に語りかけている。
ヨーロッパ諸国のデモ活動の制限について、詳しくはこちら→「イスラエル・パレスチナ紛争で脅かされるヨーロッパの表現と集会の自由」
(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])
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