コスタリカ国立劇場建設の歴史とは

by | 2018年10月23日 | ICHIMAI World

こちらの新古典派様式の建物は、コスタリカ国立劇場。

コスタリカの首都サンホセにある、観光地としても有名な建物。

 

1888年12月後半に発生した地震の影響で町の劇場が壊れたことをきっかけに、国立劇場設立への市民の期待が高まった。

当時コーヒーの輸出で国が成長していたコスタリカでは建設費を調達するために、市民がコーヒー税の導入を提案した。

そのコーヒー税から得られた資金や寄付により、市民の夢であった国立劇場が1897年に完成。

 

建物の中に入り高い天井を見上げると、イタリア人画家が描いたコーヒーに関する美しい絵画を観賞できる。

また、この劇場ではオペラやオーケストラ、バレエなども観賞することができる。

 

この美しい建物のなかでコーヒーを飲んだり、オペラ鑑賞をしてみたい。

 

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(写真:Mihai-Bogdan Lazar/Shutterstock.com)

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