残り続ける伝統「ダウ船」:ザンジバル

by | 2018年09月29日 | ICHIMAI World


タンザニアに所属するインド洋に浮かぶ島、ザンジバル。
透き通ったきれいな海が魅力だ。

その海は漁業でも利用され、漁には伝統的な木造帆船、ダウ船が利用されることもある。
ダウ船は古代、アラブ海、インド洋で様々な交易に利用された。
ダウ船の活躍が、海のシルクロードと港市国家を発展させたとも言われている。

ダウ船は「歴史の中で習った船」という印象であるが、現在でもモーター等を搭載して交易などに利用されている。
また、ダウ船を利用したクルージングツアーなども行われており、観光業でも役立っている。

形を変えても残り続ける伝統があるのである。

 

世界の海についてもっと知る→「世界の海は一つだけ?:海に関する国際報道
(写真:Martchan/shutterstock.com)

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