花と建築の融合:コロンビアの植物園

by | 2018年07月28日 | ICHIMAI World


ここは、コロンビアの都市メデジンにある「ホアキン・アントニオ・ウリベ植物園」。
ランなど1000種類にも及ぶ植物や、鳥や湖などが観察できる。

 

これは植物園の庭園にあるOrquideoramaと呼ばれ、花束のブーケの形に設計された建築物。木と鋼鉄でできたミツバチの巣のような見た目は、柱の中央に置かれている14のランに由来するそうだ。建築と生物の世界の区別を超えることを目的としている。町の人々の憩いの場所ともなっている。

 

メデジンでは毎年8月に1週間以上続く花祭りが行われる。町中の至るところにカラフルな花が飾られる。この植物園でも庭園に特別にランなどの花が展示される。最終日にはメインイベントとして、「シジェテロス」と呼ばれる数百人の人々が色鮮やかな花を担いで町中を歩く。その花の重さは最大100㎏にもなるそうだ。

 

メトロやケーブルカーといった交通手段も豊富で観光地としても魅力的な街、メデジン。花を観賞しに訪れてみるのも良いだろう。

 

コロンビアのことをもっと知る→「コロンビアの和平が危うい?
(写真:ATOM arquitectura/Flickr (CC BY-NC-SA 2.0))
 

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