ジンバブエのHIV/AIDS対策

by | 2022年11月29日 | ICHIMAI World

看護師が女性の指を触り、何かをしているようだ。これはジンバブエの都市、マロンデラの、とあるクリニックでの様子だ。

彼女が行っているのは、HIV(※1)検査である。このクリニックのHIV迅速検査では、10分以内に結果を知ることができ、陽性が判明した場合、カウンセラーからの支援も受けられるそうだ。

HIV/AIDSの起源とされているアフリカでは、治療薬への投資やHIV教育の普及など、早期から様々な対策が行われてきた。しかし近年、その対策の効果が弱まってきているようだ。その原因は何なのであろうか。

 

※1  HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、ヒトの免疫系を攻撃するウイルスである。 AIDS(後天性免疫不全症候群)は、HIVウイルスの保有量が増え、免疫系が著しく損傷した状態をさす。

 

アフリカのHIV/AIDS対策についてもっと知る→「アフリカにおけるHIV/AIDS対策の変遷」 

 

(写真:DFID / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])

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