おもちゃの街?

by | 2021年07月6日 | ICHIMAI World

ケープタウン市街中心部の近くにカラフルな住居が立ち並ぶ一画が存在する。ここはボカープ地区。豊かなケープ・マレー文化が見られるとともに、イスラム教を信仰する人々が居住しているエリアである。

ボカープとはアフリカーンス語で「ケープの高台」を意味する。おもちゃのようにカラフルな色合いの由来は、人々の奴隷解放による喜びから自由の象徴を表しているものだそう。住民によって一軒一軒異なる色で塗られており、絵の具のような鮮やかな色彩が目を惹く風景になっている。

中東、東南アジア、オランダ料理をミックスした伝統的なケープ・マレー料理を楽しむことができるのもこのボカープ地区ならでは。あなたも豊かな伝統文化に触れてみてはどうだろう。

 

奴隷問題についてもっと知る→「東南アジア公海での悲劇:エビの裏に隠された海上奴隷問題

 

(写真:Martyn Smith / Flickr [CC BY 2.0])

 

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