生態系崩壊を防ぐために:ヨーロッパ

by | 2021年02月20日 | ICHIMAI World

この動物はヨーロッパから西アジアにかけて草原域に生息するヨーロッパハムスター。かわいらしい見た目とは裏腹に、体長30㎝と巨大で暴力的な性格が特徴だ。

昨年の7月、ヨーロッパハムスターは国際自然保護連合(IUCN)によって近絶滅種に認定された。原因は気候変動や農業、光害などによって、生息数が減少していることにある。このまま保護策を講じなければ30年以内に絶滅すると想定されている。

またヨーロッパハムスターは、生物量は少ないが生態系に大きな影響を与える中枢種だ。生態系の崩壊を防ぐためにも、現在保護活動が行われている。

 

東欧についてもっと知る→「東欧での違法な森林伐採

 

(写真:Bas Kers / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])

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