カザフスタン:ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟

by | 2025年08月23日 | ICHIMAI World

青空の下に立つ青いドームの建築物。これは、カザフスタンの南部トルキスタンにある、ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟である。この建物は、14世紀後半から16世紀初旬にかけて、中央アジアにおいて繁栄していたティムール朝時代に築かれた。2003年には世界遺産に登録され、中央アジアのイスラーム教徒の聖地の一つにもなっており、歴史と信仰を象徴する存在でもある。

現代のカザフスタンは文化だけでなく、地政学的な面においても存在感を高めている。例えば、近年、エネルギー資源の豊富さなどを背景に、BRICSパートナー国となっている。こうした歴史や文化を基盤に、カザフスタンは世界における影響力を拡大していくのだろうか。

 

BRICSについてもっと知る→「BRICSはどう報道されてきたのか

カザフスタンについてもっと知る→「カザフスタン:核の両面性を体現する国

 

(写真: Petar Milošević / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0]

0 Comments

Submit a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *