青空の下に立つ青いドームの建築物。これは、カザフスタンの南部トルキスタンにある、ホージャ・アフマド・ヤサヴィー廟である。この建物は、14世紀後半から16世紀初旬にかけて、中央アジアにおいて繁栄していたティムール朝時代に築かれた。2003年には世界遺産に登録され、中央アジアのイスラーム教徒の聖地の一つにもなっており、歴史と信仰を象徴する存在でもある。
現代のカザフスタンは文化だけでなく、地政学的な面においても存在感を高めている。例えば、近年、エネルギー資源の豊富さなどを背景に、BRICSのパートナー国となっている。こうした歴史や文化を基盤に、カザフスタンは世界における影響力を拡大していくのだろうか。
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(写真: Petar Milošević / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0])
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