カラフルなかつらをつけて微笑む男性。楽しげな様子が伝わってくる。彼の後ろに見えるのは、赤道ギニア西部の湾岸都市・バタに位置するスタジアムだ。このバタスタジアムは、2012年にサッカーのアフリカ大陸選手権大会（アフリカネイションズカップ）の会場となった。赤道ギニアが隣国のガボンとともに、初めて主催したものである。この大会では開催国枠として赤道ギニアの男子ナショナルチームが初めてネイションズカップに出場し、グループリーグを勝ち抜いて準々決勝に進出した。準々決勝では敗退したものの、この時点の赤道ギニアではもっとも良い成績を獲得した。

このあとも、赤道ギニアは複数回アフリカネイションズカップに出場しているが、国際サッカー連盟（FIFA）が主催するワールドカップには出場経験がない。2025年8月現在、2026年のワールドカップに向けて予選リーグが進行中であるが、赤道ギニアは初出場を獲得することができるだろうか。

赤道ギニアについてのGNVニュース→「赤道ギニア・ガボン：島をめぐる国際司法裁判所の判決」

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（写真：Pablo Manriquez / Flickr [CC BY-ND 2.0]）