ニューヨークの国際連合本部の外にある拳銃の像は、銃口が結ばれていて発砲できないようになっている。1988年に設置されてから、国連を訪れる人々に非暴力の重要性を訴える強いメッセージを発信し続けている。
この像は、スウェーデン人アーティストのカール・フレドリック・レイターズワルドが1984年に制作した。ビートルズのメンバーだったジョン・レノンが銃で殺されたことに衝撃を受けて、彼はこの作品をデザインしたと言われている。
国連はこの80年間、非暴力を推進し、世界各地の戦争を減らすために活動してきた。だが今、かつてない財政危機に直面しており、活動の規模を縮小せざるを得ない状況にある。
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(写真: United Nations Photo / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])
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