夕日に照らされた長い橋が水面に揺らめいている。これは、ミャンマー中部の町・アマラプラにあるウーベイン橋である。橋げたやその下のひょろっとのびる橋脚などは、チーク材という耐水性や耐久性に優れた木材から作られている。この橋は1850年ごろに建造され、現在に至るまで修復されながら使われ続けているという。ただ、木材の腐敗への懸念から、一部コンクリートが使われているところもある。
全長1.2kmにも及ぶこの橋は、地元住民の交通を支えるだけでなく、観光スポットにもなっている。地元の人々が自転車などで行きかい、釣りをする傍らで、観光客向けのお店も橋の周辺のあちこちに出ているという。
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(写真:Michel Meynsbrughen / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])
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