赤くまるい木の実を並べる男性。ブルンジで行われているコーヒーの天日干しの様子である。この赤い実のなかに種子が入っている。様々な方法で周囲の果皮や果実を取り除き、乾燥させることで、見知った姿のコーヒー豆となる。コーヒーの精製方法には、大きく分けて「ウォッシュド」と「ナチュラル」の二種類があるが、写真内で行われているのはナチュラル精製である。写真のようにコーヒーのそのままの果実を2~3週間かけて乾燥させてから、皮などを取り除くのである。
ブルンジでは、人口の80%が農業部門で雇用されている。そのなかでもコーヒー産業は、ブルンジ全体の輸出品の約40%を占めるなど、大きな産業となっている。ブルンジ経済は成長傾向にあるとされているが、多くの国民は生活必需品の価格高騰や物資不足に苦しんでいる。
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(写真:Counter Culture Coffee / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])
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