夜の公園でネオンが目立っているが、これはよく見ると実は公衆トイレだ。この公衆トイレはウズベキスタンのサマルカンドにある。ウズベキスタンでは近年主に観光客誘致のために公衆トイレの改善を進めている。また、数を増やすだけではなく質の向上にも力を入れており、2019年にはフリーWi-Fiサービスを提供するバイオトイレ(微生物による分解を利用した水を使わないトイレ)が首都タシュケントに設置された。
また、2025年にはより良い衛生環境の実現のために、「クリーン・ハンズ・プログラム」が開始された。このプログラムの下で保健機関や教育機関を中心に手洗い設備の導入と習慣化、そしてトイレやシャワールームなどの公衆衛生設備の設置が推し進められることになるという。
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(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])
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