これはエジプトの首都、カイロの新市街にあるタラート広場だ。この広場の周りにはフランス風の建物が並び、エジプトの歴史の複雑さを感じることができる。また、ここはカイロの繁華街であり日中は多くの人や車が行き交う賑やかな場所だが、この写真が撮られた朝7時はまだ落ち着いている。

この広場の中央にある銅像は、20世紀に活躍したエジプトの実業家タラート・ハーブ・パシャ氏だ。彼はミスル銀行の創設など、エジプト経済の発展に大きな役割を果たした人物であり、この広場の名前の由来となっている。

アフリカのビジネスについてもっと知る→「アフリカ：スタートアップ企業の台頭とその課題」

実業家・富裕層についてもっと知る→「億万長者に翻弄されるカリブ海」

（写真：Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC 2.0]）