青い空とのコントラストが美しい雪景色。これは、アンドラ公国のパス・デ・ラ・カサというスキーリゾート地で撮られたものである。アンドラは、フランスとスペインの間にあるピレネー山脈に位置するミニ国家で、国土面積は468平方kmほどである。山岳地帯の自然を生かしたトレッキングやウィンタースポーツなどの観光産業が盛んな国だ。
また、アンドラはかつて「タックスヘイブン」と呼ばれる地域でもあった。2012年からの税制改正で法人税・付加価値税・所得税などが導入されたことで、アンドラはEUの租税回避地のグレーリストからは2018年に削除されている。ただ、周辺諸国と比べると低い税率は、節税を求める人々や企業にとっては今も変わらず魅力的に映るようだ。
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(写真:Shauna Leigh Robinson / Flickr [CC BY-NC 2.0])
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