ガスフレア

by | 2024年11月23日 | ICHIMAI World

石油掘削施設から出る大きな炎。これはコンゴ沖に位置するンコサ油田。石油を採掘する際に発生する遊離天然ガスを焼却処分することをガスフレア(またはフレアリング)と呼ぶ。天然ガスが爆発事故の原因になる可能性がある場合、安全対策として行われる一方で、天然ガスを回収するコストが高いとみられたとき、節約方法として行われることもある。石油採掘における環境問題のひとつとしてみられてきた。

気候変動が凄まじい勢いで進んでいる中、石油などの化石燃料から脱却することが急務である。それにもかかわらず、現在も、多くの国々の政府は化石燃料産業を支えるために多額の補助金を提供し続けている。

 

化石燃料関連の補助金についてもっと知る→「続報:2023年潜んだ世界の10大ニュースはその後どうなったのか?

石油産業と環境問題についてもっと知る→「石油と世界:報道はその潮流を捉えているのか?

(写真:Lesbats Stephane / IFREMER [CC BY 4.0])

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