ルネサンス期の画家・建築家・彫刻家であるダ・ヴィンチ氏が1514年に二次元で作成(※)したとされる世界地図が三次元化された地球儀。「アメリカ」が登場する初めての地図とされ、南北アメリカの一部が描かれている。また、北極は海、南極は大陸として正しく捉えられている。
ヨーロッパの探検家が太平洋にたどり着いたのはこの頃であったため、ヨーロッパの人々が入手したばかりの情報が含まれた地図であった。現在では「グローバル・ノース」と「グローバル・サウス」と呼ばれる地域が出会いつつある時代にできた貴重な地図となった。
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地球儀から世界に関する情報を探せるツール→「地球儀」
(※ 実際に作成したのはダ・ヴィンチ氏かどうかを疑う研究者もいる。)
(写真:Don Snlegowski / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])
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