白亜のモスク:カシミール

by | 2023年11月11日 | ICHIMAI World

山脈を背景にして白亜のモスクが建っている。これは、カシミール地方のインドが統治する都市、スリナガルの外れにあるハズラットバル・モスクだ。

この建物が完成したのは1979年だが、その歴史は17世紀まで遡ることができる。また、このモスクにはイスラム教の預言者であるムハンマドの毛髪と伝えられているものが保管されており、インド中のイスラム教徒から篤く信仰されているという。

なお、インドではイスラム教徒は2億人ほど存在するが、インド全体の人口からすると15%と少数派である。そしてカシミール地方は、2011年の調査によるとインドの中でイスラム教徒が多数を占める2つの州の1つにあたる

 

カシミール地方についてもっと知る→「『カシミール』は誰のもの?

インドの宗教と政治についてもっと知る→「抹消された400万人:インドの市民権問題

 

(写真:Basharat Alam Shah / Flickr [CC BY 2.0 DEED])

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