撮影禁止?ついにベールがはがされた幻の駅

by | 2022年04月5日 | ICHIMAI World

ここは、ウズベキスタンの首都タシケントにある地下鉄のパフタコール(Paxtakor)駅。全部で29あるタシケント地下鉄の駅には、それぞれ異なるデザインが取り入れられており、その全てがこのパフタコール駅に勝るとも劣らない芸術作品のような美しさを誇る。

タシケント地下鉄は、中央アジアでは初の地下鉄として1977年に開業した。しかし、この美しい駅の存在はあまり知られていない。なぜなら、地下鉄構内の写真撮影が禁止されていたからである。地下鉄の駅はウズベキスタンの軍事施設に指定されていたため、国家安全上の観点から撮影が許されなかったのだ。しかし、20186月ついに写真撮影が解禁され、そのベールがはがされた。

幻とも呼ばれたタシケント地下鉄の駅。その一つ一つを巡ってみるのはいかがだろうか。

 

ウズベキスタンについてもっと知る→「新時代のウズベキスタン:抑圧からの解放? 

近年の中央アジア情勢についてもっと知る→「中央アジアにおける水危機:キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン

 

(写真:Валентин Паршин / Wikimedia Commons [CC0 1.0])

 

0 Comments

Submit a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *