太陽熱発電:チリ

by | 2021年12月4日 | ICHIMAI World

円形に形取られたこの施設。これは、チリのアタカマ砂漠にあるセロ・ドミナドール発電所である。この発電所は、中央にあるタワーを囲む集熱装置で太陽光を集め、その太陽熱で蒸気タービンを回し電気を生み出している。太陽光を利用する他の多くの発電所と異なり、太陽熱を利用する仕組みとなっているため夜中でも電力を生み出すことが出来る。

この発電施設によって、年間約64万トンの二酸化炭素の排出量を削減でき、約38万世帯に電力を供給できるという。太陽熱発電は、気候変動に対する有効な手段となり得るのだろうか。

 

ソーラー発電についてもっと知る→「砂漠が変える世界の電力不足:サハラ砂漠でのソーラー発電

気候変動についてもっと知る→「人類に迫る気候変動:報道の在り方とは?

気候報道についてもっと知る→「気候変動はどの視点から報道されているのか

 

(写真:International Monetary Fund / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0 ])

0 Comments

Submit a Comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *