天国への階段:フィリピン

by | 2020年03月24日 | ICHIMAI World

階段状に水田が広がるここは、フィリピン共和国・ルソン島。島内北部の中央山岳地帯、コルディリェーラには標高が1,000メートルを超える山々が多数ある。熱帯性気候に属する国内では避暑地として人気だ。

1995年に「フィリピン・コルディリェーラの棚田群」としてユネスコ世界文化遺産にも登録された、世界最大と言われる棚田群は、紀元前1000年ごろからイフガオ族などの山岳民族によって造られたとされる。

その美しさから「天国への階段」と称されているが、近年は荒廃が進み、現在は危機遺産となっている。

 

フィリピン共和国についてもっと知る→「愛する家族のために:フィリピンの出稼ぎ労働者の実態

 

(写真:Ericmontalban / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0]

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