花祭り:エルサルバドル

by | 2019年03月9日 | ICHIMAI World

鮮やかな花を担いで行進。

 

これは、エルサルバドルの南部にあるパンチマルコで毎年5月に行われる花祭りである。

聖母マリア像を乗せ、花とヤシで飾り付けされた祭壇を運んでいる。

ダンスを踊る男性のグループがこの行進の先頭に立ち、続いて女性が祭壇を運ぶ。

 

この祭りの起源は、スペインによる征服の時代にさかのぼる。

雨季の始まりを祝うために始まった。

今ではカトリックの聖人を崇めるために行われている。

 

現在、エルサルバドルでは多くの人が貧困や暴力などが原因で国を出て移民や難民となっている。

また、そうした人々が母国に強制送還されることで生活の危険に直面している。

 

中米北部の現状についてもっと知る→「暴力と貧困が渦巻く中米北部三角地帯

中南米の難民の現状についてもっと知る→「人道的大地震」:ベネズエラ移民・難民問題

 

(写真:Kobby Dagan / Shutterstock.com)

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