ブータンの歴史を見つめる城塞「プナカゾン」

by | 2018年12月4日 | ICHIMAI World

こはブータン西部に位置する都市、プナカ。

「父川(ポチュー)」と「母川(モチュー)」の合流点にそびえたつこの建物は、プナカゾンと呼ばれる、ブータン国内で2番目に古く2番目に大きな城塞だ。

プナカゾンはプナカの行政中心地であることに加えて、冬期には修道僧の滞在地にもなる。

1637年にブータン建国の父であるガワン・ナムゲルによって建造されたプナカゾン。300年以上の歴史を持つこの建物は、ブータンにおける重大な出来事の舞台にもなってきた。例えば、初代国王の戴冠式や、五代目国王の結婚式が行われたのは、このプナカゾンである。

 

白い壁に赤い屋根が映える美しいこの城塞は、ブータンの歴史を見つめてきたのだ。

 

「ゾン」についてもっと知る→「ブータンのゾンって?

 

南アジアについてもっと知る→「船の墓場:南アジア

 

(写真:Kai19/ Shutterstock.com)

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