近未来の「火の国」アゼルバイジャンの魅力

by | 2018年10月30日 | ICHIMAI World

「火の国」と聞けば、連想するのはファンタジーや神話の世界かもしれない。

 

ところが、ヨーロッパには、近未来的な発展を遂げた「火の国」が実在する。

 

東ヨーロッパに位置するアゼルバイジャン。

石油やガスなどの天然資源を武器に近年急速な経済発展を遂げ、「第二のドバイ」と呼ばれることもある。

 

現在はムスリムが国民のほとんどを占めるが、イスラム教が根付く以前にはゾロアスター教(拝火教)が盛んであり、その教義の影響から、現在でも火が国の象徴として取り入れられている。

 

写真は、火をモチーフとした建築物フレーム・タワー。

国家の歴史を近未来的な形で実装したこの建物は、非常に味わい深いものとなっている。

 

美しい建築、豊かな資源、多くの明るい面を持つアゼルバイジャン。

一方で、どんな国にも負の側面は存在する。

少しでも興味を持ったならば、この国が抱える武力衝突問題についても目を向けてみて欲しい。

 

アゼルバイジャンについてもっと知る→「ナゴルノ・カラバフ:国家のようで国家でない地域

(写真:kerenby / Shutterstock.com)

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