陰と陽を映し出す街 リオデジャネイロ

by | 2017年09月16日 | ICHIMAI World

 

 

ブラジル第2の都市、リオデジャネイロ。

かつてブラジルの首都であったリオは中南米有数の経済都市である一方で、

世界遺産リストにも登録されるその美しい景観とカーニバルなどの独特の文化を持つ国内最大の観光都市でもある。

 

立て続けにW杯、オリンピックの開催地となるなど華やかで活気あふれる印象を持つこの都市は、実は多くのファベーラと呼ばれる貧民街・スラムを有する。

都会のビル群から一歩離れると古く寂れた住居がひしめくファベーラが姿を現す。

貧困層が暮らすこれら地域では治安が悪く、麻薬密売を行うギャングの巣窟となっており、警官との銃撃戦が繰り広げられることもしばしば。

まさにリオは今日の格差社会の陰と陽が凝縮された街であるといえよう。

 

ファベーラについて詳しく知る→W杯熱狂の背景に:報道されなかったブラジルの社会問題

(写真:pixabay)

 

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