コカの葉っぱの伝統的な使い方

by | 2017年09月12日 | ICHIMAI World

ボリビアの市場に出回るコカの葉やコカキャンディ。

コカと言えばコカインが真っ先に思いつくだろうが、市販されているコカの葉は麻薬の類ではない。

ボリビアやペルーでは、プレ・インカ時代から、コカ茶が飲まれている。

コカを原料とした飲食品は、特に高地で嗜まれており、高山病に効くといわれている。

コカの葉を直接噛んだり、コカ茶を飲んだり、コカキャンディを食べたりすると、高山病の症状が和らぐそうだ。

 

ボリビアの首都ラ・パスの標高は約3650メートル、ウユニ塩湖も同じくらいの標高だ。

ローマ法王もラ・パス近郊を訪れた際に、高山病対策としてコカ茶のブレンドティーを飲んだそうだ。

空港やホテルでは、観光客向けにコカ茶やコカキャンディが販売されている。

 

ボリビアについてもっと知る→「ボリビアのリチウム開発問題

(写真:Shanti Hesse/Shutterstock.com)

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