素晴らしきハンドメイドの世界 ベトナム

by | 2017年08月26日 | ICHIMAI World

 

かつて千年以上も中国の支配を受け、その後フランスの植民地となったベトナム。

戦争からようやく立ち直りつつあった1990年代から、「ベトナム雑貨」が注目を浴びるようになる。

 

そのブームの火付け役となったのが「刺繍」。

自然をモチーフにしたデザインと鮮やかな色が人気だ。

 

「風土と歴史が育んだ色糸づかい」

王宮時代以来、王族たちの衣装を飾る刺繍専門の職人によって受け継がれてきた技術が光る。

南国ならではの鮮烈な色合いが美しい。

 

ベトナム戦争時も、

竹で作った武器や仕掛けで敵国に反撃し、アメリカ戦車のタイヤで靴を作っていた。

この根っからのハンドメイド魂が現代のベトナムの人気を創り出している。

 

 

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(写真:thi/Shutterstock.com)

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